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コンテナ投資の「下手なやり方」

下手なやり方で運用されている事業に投資するのはやはり下手なやり方です。まずは採算性などを冷静に下手なやり方で運用されていないかを事業として評価することが重要です。評価するための情報が満足に与えられないならば、投資以前の問題です。

空いた土地があるのはたいてい都心ではなく郊外です。郊外の人口が少ないところでコンテナのレンタルを行う場合はその場所へどうやって人を呼ぶかが課題になります。都心のトランクルームなど口コミだけでも枠は埋まりますが、郊外のコンテナレンタルではそうはいきません。広告戦略が必要になります。まず、どういった顧客がどういったものを預けに来るのか、それをきちんと想定していなければなりません。都心から国道一本で来られるからバイクを預けるのに最適など、そういったことです。そして、その想定した人たちにどうやってコンテナレンタルがあることを知らせるか考えられていることです。最終的にはその実現性があるかを評価します。資金だけの投資だとしても、そこをしっかり確認しなければ高利回りどころか投資した事業の存続さえ怪しくさせかねない下手なやり方です。

初期投資が少なくスタートしやすい事業ですが、やはり管理費用はかかります。屋外にコンテナを置いておくわけですから、コンテナを修繕しなければならないときも出てきます。また、盗難などへの対処も必要になります。初期投資が少ないために管理費についてあまり考えられていなかったため評判が落ち顧客が離れることもありえます。費用の安さから高利回りだけを押してくる物件に投資するのは下手なやり方です。

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